うま旅 ~Yogibo ヴェルサイユリゾートファーム~

最初にヴェルサイユリゾートさんを訪れたのは2年前。

その時は初めての北海道で安平から日高、浦河までと詰めに詰めた日程の中で、推し馬のタニノギムレットさんに会う為に寄った、ほんの数時間の滞在。

2025年3月、いつか泊まってみたいなと思っていた牧場を丸ごと味わえる素敵な宿に行ってきました。

※この記事は2025年3月当時の宿泊体験を元に記載しています。最新の情報は牧場様のホームページでご確認ください。

目次
2025年3月、Yogiboヴェルサイユリゾートファームのカフェで撮影した写真。引退馬のシルエットと名前が入ったコーヒーのスリーブと、窓の外に広がる放牧地の風景が癒しのひとときを演出

到着してまず向かったのは、牧場にあるカフェ。まずはここでチェックイン。
北海道はまだ寒く、体を温める為にコーヒーを頂きました。

窓の外には放牧地が広がり、お馬さんが思い思いに草を食べたりぼーっとしたりしています。

カフェの中には牧場猫さん(ほっけさんとコアラさん)が仲良く寝ていて、時折、牧場犬さん(ルビーさんかな?)が
「いれてー」
と、窓の外に来ます。

時間の流れがゆっくりしていて、これだけでも十分に癒される時間。

2025年3月、Yogiboヴェルサイユリゾートファームの放牧地内に建つコテージの外観。自然に囲まれた穏やかな佇まいが魅力
Yogibo Versailles Resort Farm コテージB棟

今回泊まったのは、大放牧地の中にあるB棟。

バルコニーに出ると、すぐそこまでお馬さんたちがやってきてくれるんです。
にんじんを差し出すと、優しい目をしてもぐもぐ。かわいくて思わず笑顔に。

2025年3月、YogiboヴェルサイユリゾートファームのコテージB棟の窓から撮影した風景。放牧地で群れをつくって草を食む引退馬たちがのどかに広がる、おしゃれで癒される眺め
Yogibo Versailles Resort Farm コテージB棟 窓から

窓からはどこまでも広がる牧場と、自由に草を食べるお馬さんたちの姿。
夜はしんと静かで、馬の気配をそっと感じながら過ごせるのも特別な時間でした。

2025年3月、Yogiboヴェルサイユリゾートファームの厩舎内で、放牧地から帰ってきた引退馬たちがそれぞれの馬房で飼い葉を食べる音が響く、宿泊者だけが見られる静かな夜の光景

宿泊ゲストだけの楽しみは、一般見学時間外も牧場内を見る事ができます。
(厩舎内は18:00まで)

収牧された後の厩舎では、くつろいだ表情のお馬さんたちがのんびり過ごしていて、
昼間とはまた違った、素のままの姿を見せてくれました。

朝になると、お馬さんたちはそれぞれの放牧地へと歩いていきます。
この“出勤”の様子がまた素敵で、静かな朝の空気によく似合っていました。

牧場の風、お馬さんの息遣い、静けさに癒された一泊二日。
人と馬が自然に寄り添っている、そんな優しくて暖かい空間がここにはあります。
のんびり過ごしたい時、心が疲れた時、ふと思い出したくなる場所。

馬が好きな人はもちろん、そうでない人にもぜひ訪れてほしい牧場です。

次に行く時は、また違う季節の景色と、違うお馬さんの表情に出会えるのが楽しみです。
夏季は夜間放牧をしているようなので、是非その時期に。

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