2025年8月13日、シルク・ホースクラブの2025年度1次募集の結果が発表されました。
先日の募集馬見学ツアーで出会った子たちの中から、
選んだのは2頭。
抽優馬として申し込んだミスビアンカの24さんと、
一般枠で申し込んだヴェルスパーの24さん。
ちょっとズレてるけど、出資馬というより“推せるお馬さん”を探すのがやり方。
かわいさ、かっこよさ、そして牧場で聞いたエピソード、
何よりもお馬さんを見たときの印象で選びました。
申し込み結果
今回の第1次募集はこのような結果は、幸いにして申し込んだ子、全てに出資することができました。
ミスビアンカの24さんは申し込み数もそれなりに多かったですが、ご縁をいただくことができました。
名前 | 口数 | 結果 |
ミスビアンカの24 | 1口(抽優枠) | 〇 |
ヴェルスパーの24 | 1口 | 〇 |
それぞれのお馬さんを選んだ理由も、
記しておこうと思います。
45.ミスビアンカの24 〜選んだ理由と想い〜
寝てた。
ツアーで初めて対面したとき、この子は多分寝ていた。
ほとんど動かず、眠そうな目で静かに立っていました。

初日の見学で、周りの子は慣れない環境に少し落ち着かない様子。
そんな中、堂々と寝ている姿が、不思議と頼もしく映ったのです。
引き手の方の評は「扱いやすい」「トビがきれい」「スピードがある」と。
大きめの流星も愛らしく、心に残りました。

この子は人気が出ると感じ、抽優枠を使うほど惹かれたのはその芯の強さ。
倍率の高さも承知で、「この子」と、思いを込めて申し込みました。
79.ヴェルスパーの24 〜選んだ理由と想い〜
ゴールドシップ産駒と一緒に夢をみたいと思っていた。
そこに現れた子でした。
陽の光を受ける芦毛独特の色合い、その額には派手な流星が映えていました。

ツアー時の馬体重は404kgと小柄で、正直少し不安もありました。
それでも引き手の方は「大きな馬にも負けない体力がある」と笑顔で語ります。
「イヤなことはイヤと主張する」「飼い葉をよく食べる」とも。

「さみしがり屋のシャトーブランシュの24さんとなかよし」というエピソードも微笑ましいものでした。
スピード面の不安はありますが、長距離なら
きっと力を見せてくれる。
そんな未来を信じて、この子に一般枠で申し込みました。
これからの楽しみと、応援したい気持ち

ツアーで出会った子はどの子もかわいくて、今年も選ぶのが本当に難しかった。
出資できた子には、これからの成長をそばで見守る楽しみがあります。
小さな体に秘めた力や、静かな目の奥にある芯の強さ。
これからの日々が、その魅力を少しずつ開いてくれるはずです。

そして出資できなかった子たちも、同じクラブの仲間として応援したい。
牧場で交わした視線や、優しく触れた瞬間は、どれも宝物です。
一喜一憂もあるでしょうが、ツアーで感じた“馬と人の縁”を信じて、この先も見届けていこうと思います。

その過程に、その先に。
きっとまた新しい物語が始まることを楽しみにしています。

